- 知覚の哲学
-
ラジオ講演1948年
ちくま学芸文庫 メ1ー3
Causeries 1948.筑摩書房
モリス・メルロー・ポンティ ステファニ・メナセ 菅野盾樹- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2011年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480093899
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[BOOKデータベースより]
『行動の構造』と『知覚の現象学』によって、フランス哲学界に確乎たる地位を占めたメルロ=ポンティは、自らの哲学を語るラジオ講演(1948年10‐11月)を行なった。時代が大きく動くなか、それまでの価値観は新しい世界観へと変貌する。メルロは、文学・美学・科学・心理学・哲学史などをも考察の対象とし、哲学の志向性は意識から身体へと大きく転身して「存在論的転回」を遂げたことを宣言する。本書はその記録であり、メルロ哲学の核心をメルロ自身が縦横に語った刺激的な書。訳書による丁寧な解説は、メルロ哲学後期の主著『見えるものと見えないもの』読解への道筋を与える。本邦初訳。
第1章 知覚的世界と科学の世界
第2章 知覚的世界の探索―空間
第3章 知覚的世界の探索―感知される事物
第4章 知覚的世界の探索―動物性
第5章 外部から見た人間
第6章 藝術と知覚的世界
第7章 古典世界と現代世界