- エロティシズムの歴史
-
呪われた部分ー普遍経済論の試み:第二巻
ちくま学芸文庫 ハ12ー9
L’histoire de l’erotisme.- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2011年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480093516
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[BOOKデータベースより]
民族学が教える通り、未開人は死=殺害の禁忌と並んで性的事象を強くタブー視してきた。“死”に劣らぬ荒々しい力である“性”にそのまま従うことを拒否して、それを制約づけ規範化しようとするところに“人間的な性”がある。触れてはならない、怖ろしい、と押しとどめる力が抵抗するにもかかわらず、その抵抗をのり超えて近づこうとする欲望する次元、それこそがエロティシズムだ。禁忌をあえて破り侵犯することの魅惑。そこに生れる聖性―。三部作として構想された『呪われた部分』の第二巻。バタイユのまなざしはスリリングに、容赦なくエロティシズムの本質を暴いてゆく。
第1部 序論
第2部 近親婚の禁止
第3部 自然における禁止の対象
第4部 侵犯
第5部 エロティシズムの歴史
第6部 エロティシズムの複合的諸形態
第7部 エピローグ