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[BOOKデータベースより]
日本のルネサンスともいうべき可能性をはらんだ室町後期の社会的活力を、血の海におぼれさせて出現したのが反動的、専制的な織豊政権ひいては徳川国家であり、日本の近代への胎動は徳川体制の下で窒息させられたという説はなぜ人口に膾炙したのか?戦後史学、とりわけ網野史観が流布させた戦後左翼の自由礼賛・反権力思考による錯誤を批判し西欧近代を民衆意識の最も根源から乗り越える。
序章 日本のアーリイ・モダン
[日販商品データベースより]第1章 乱世とは何か
第2章 乱妨狼籍の実相
第3章 武装し自立する惣村
第4章 山論・水論の界域
第5章 自力救済の世界
第6章 中世の自由とは何か
第7章 侍に成り上がる百姓
第8章 一向一揆の虚実
第9章 領民が領主を選ぶ
終章 日本近世は何を護ったか
『黒船前夜』で話題の著者による傑作選。『逝きし世の面影』に連なる、戦国から徳川初期に至る歴史素描。網野史観を覆す日本的近代社会の実像を浮かび上がらせ、迷路のような中世史学の書き換えを迫る刺激的論考。