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[BOOKデータベースより]
作家は沈黙しない。9.11以後の「新しい戦争」の時代に、小説は、何を書いたのか?気鋭の批評家が読む、“戦争と文学”の現在。
第1部 湾岸戦争・「9・11」・イラク空爆(戦場としての渋谷―阿部和重と岡田利規;画面の中の戦争―前田司郎、吉村萬壱、三崎亜記;「9・11」と砂漠―リービ英雄と山田詠美;戦争の匂い―阿部和重『シンセミア』;古井由吉「この日警報を聞かず」をめぐって;複数にして単数であること―星野智幸『俺俺』;湾岸戦争といとうせいこう)
[日販商品データベースより]第2部 戦後生まれ作家による太平洋戦争(鼠になるということ―奥泉光『神器 軍艦「橿原」殺人事件』;たった一人の戦い―古処誠二『メフェナーボウンのつどう道』)
第3部 原爆体験と引揚者の「その後」(ポスト原爆小説―青来有一『爆心』;小説の市民権と死の共同体―林京子『長い時間をかけた人間の経験』;「引揚者の小説」を遠く離れて―三木卓『砲撃のあとで』;歓待について―井上ひさし『父と暮せば』)
阿部和重、星野智幸、いとうせいこう、奥泉光、三崎亜記…。現代小説は湾岸戦争以後、そして9.11以後、世界の変容をいかに描いてきたのか。気鋭の批評家が読む、「戦争と文学」の現在。