[BOOKデータベースより]
日本よ、団結せよ。いまこそ弱者排除のTPPから離脱を!グローバル化の終わりで、きわだつ日本経済の強さ!テレビ、新聞、インターネットではわからないTPP批判の論理。
第1章 TPPの正体(なぜアメリカはTPPに参加するのか;ITバブルとは何だったのか;デフレの恐怖、恐慌のトラウマ ほか)
第2章 「TPP=農業問題」には騙されない(ヤブから棒、木に竹を接ぐTPPの筋の悪さ;農業だけがクローズアップされた「謎」―前原の「陰謀」か財界の「策謀」か;オリジナルTPPと二四作業部会との間―誰も読んでいないTPPの条文 ほか)
第3章 反TPPの政治経済学(TPPと資本主義の危機;金融資本主義の誕生;グローバル化という問題 ほか)
「自由貿易は善」「アジアと共に成長」「農協悪玉説」「輸出競争力」「中国包囲網」…。悪質なデマをスッキリ撃破。本書では、TPP問題を三次元的に解析し、その全貌を明らかにする。
[商品紹介]
「平成の開国論」への警鐘
TPPというと、「自由貿易が可能になったら日本の農業に打撃だなぁ」くらいにしか考えていなかったのですが、本書を読んでみるとなにやら色々と問題があるような。。。本書の著者は中野剛志氏で、集英社新書でも同テーマで売行き良好書を出しております。共著として三橋貴明氏、東谷暁氏を向かえ、TPP論に真向反対をしております。読み応えのある経済書の登場です。