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[BOOKデータベースより]
巨大原発の廃炉は可能なのか?1981年から始まった準備〜1986年の着工〜1996年の完了まで。日本初の廃炉の全記録。
第1章 JPDRの廃炉のはじまり
[日販商品データベースより]第2章 放射能のありか
第3章 JPDRの廃止措置
第4章 問題は放射性廃棄物
第5章 廃炉費用とシステム工学
第6章 世界の廃炉プロジェクト
第7章 まとめ
付録1 JPDRの諸元
付録2 解体工法に関する技術開発
付録3 廃棄物の処理に関する技術開発
造るは易く、果つるは難し。日本初の廃炉、JPDRの解体作業の全記録
1963年に建造された日本原子力研究所の動力試験炉(1.5万ワット)は、1976年に停止し、その解体作業は約10年に及びました。放射能に汚染された、炉心、格納容器、建屋を除染・解体し、汚染が少ないものは廃棄、多いものは隔離して、放射能廃棄物の保管場所への移送と保管。解体作業中もさまざまなロボットの利用や放射線管理下での作業の管理など、その全工程は非常に長い時間と多大なる費用がかかる一大プロジェクトでした。
小さな実験炉ですら大変なのですから、発電用の企業の原子炉の解体の大変さは想像に難くありません。
本書は、廃炉の手順を逐一記録していますので、原発の構造や問題点なども大変よくわかります。
将来の廃炉に向けて、また原発政策を考える際にも必読の一冊となります。