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[BOOKデータベースより]
10〜16世紀における南ネーデルラントの諸領邦、すなわち中世ベルギー地域において、諸侯のもとで領邦が形成されるなかで、歴史叙述の場が「修道院」から「都市」という世俗の場に移り変わる。これまで歴史研究で等閑視されてきたこの地域の社会変動を詳細に分析し、領邦としてのアイデンティティや歴史意識が生まれる過程を明らかにする。
第1部 中世歴史叙述研究とベルギー史学の現在(歴史叙述研究の動向と問題の所在;ベルギー史学と文化史研究)
[日販商品データベースより]第2部 中世初期〜盛期フランドルにおける歴史叙述の展開(一〇世紀フランドルの歴史叙述とその霊的機能;シャルル・ル・ボンの暗殺と一二世紀フランドルの歴史叙述)
第3部 中世盛期ブラバントにおける歴史叙述の伝統(一二世紀ブラバントの修道院建立譚と典礼的世界観;一三世紀ブラバントの系譜的歴史叙述と民族意識)
第4部 中世後期南ネーデルラントの歴史叙述と歴史文化(君主の記憶と都市の記憶―フランドルの都市建立伝説とアイデンティティをめぐる闘争;歴史叙述における「中世」の終焉―一六世紀前半ブルッヘの歴史文化をめぐって)
10〜16世紀の中世ベルギー地域。世俗諸侯のもとに都市社会が形成されるとともに、「修道院」から「都市」へと移っていく。領邦地域の人々のもつ歴史意識の変化に目を向けながら、歴史叙述とは何かを問う。