歴史語用論入門

過去のコミュニケーションを復元する
シリーズ・言語学フロンティア　０３

大修館書店
高田博行　椎名美智　小野寺典子　

• 価格: 2,310円（本体2,100円＋税）
• 発行年月: 2011年04月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784469213317

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１部　理論と方法論（歴史語用論の基礎知識；コーパス言語学と歴史語用論―ヘルシンキコーパスの貢献；文法化と（間）主観化）
第２部　ケーススタディー（談話標識（ディスコースマーカー）の歴史的発達―英日語に見られる（間）主観化；シャーロック・ホームズの英語に見られる挿入詞の機能；何を「誓い」、何を「呪い」、何を「願う」のか？―初期近代英語期の裁判と戯曲の世界から；チョーサーの『カンタベリー物語』における呼称；敬称の笛に踊らされる熊たち―１８世紀のドイツ語呼称代名詞　ほか）

[日販商品データベースより]

主に現代語を研究対象としてきた語用論に通時的な時間軸を導入する研究分野、歴史語用論。気鋭の学者による論考をまとめた、わが国で初の入門書。新しい研究方法の可能性を明らかにするとともに最新情報も紹介する。