この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
現代語訳日本書紀
-
福永武彦
価格:990円(本体900円+税)
【2005年10月発売】
-
海市
-
福永武彦
価格:990円(本体900円+税)
【2016年06月発売】
-
今昔物語
-
福永武彦
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【1991年10月発売】
-
現代語訳古事記
-
福永武彦
価格:1,045円(本体950円+税)
【2003年08月発売】
-
告別
-
福永武彦
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【1990年06月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
[BOOKデータベースより]
父を見舞いに故郷へ戻ると、草木は芽吹き、鳥は鳴く春の盛り。北国の遅い春の輝きと迫りくる死のコントラストに眩暈を覚える、伊藤整の『生物祭』。「彼女も俺も、もうどちらもお互に与えるものは与えてしまった」―海辺の病院で妻の看病に身を捧げる夫。疲弊した二人の間に差し込んだ微かな光(横光利一『春は馬車に乗って』)。「僕」は、新聞記事で十年前に滞在した運河の町が火事で焼失したと知る。下宿先の旧家のこと、美しい姉妹のこと…あの夏の記憶が動き出す(福永武彦『廃市』)。時の流れの中に浮かぶ生命を描いた三篇。