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[BOOKデータベースより]
膨大な建築作品を残し、93歳で没した建築家村野藤吾。戦前の主要な作品を、図面や写真を併せて細部に至るまで検討し、論文・講演を手がかりに、作品に塗り込められた秘密を解き明かす。村野作品を追い続けてきた長谷川堯による村野研究の集大成。
渡辺節建築事務所への就職と村野の修業時代
[日販商品データベースより]渡辺節作品の中の村野藤吾
「動きつつ見る」、欧米への独立直後の旅で見たもの
「森五商店」と、その他の最初期作品
「大阪パンション」をめぐる思惟の周辺
“ロシア構成主義”との結びつき―「中島商店」と「キャバレー赤玉」
宇部の「渡辺翁記念会館」に見る構成主義の手法
講演「日本に於ける折衷主義建築の功禍」が投げかけた波紋
大阪「そごう百貨店」と神戸「大丸百貨店」の差異
「ドイツ文化研究所」への特別な想い
「叡山ホテル」と大和の民家を繋ぐもの
「中山悦治邸」から「中山半邸」への展開
関西建築階の先輩たちの仕事を追って
「村野自邸」に塗り込められたもの
村野藤吾の出自と「藤吾」への転進
戦前の代表作を追体験しながら、迫りくるモダニズムと国粋主義のはざまで、珠玉の空間を構築する、村野藤吾の静かだが、したたかな決意を読み解いてゆく。長谷川尭による最後の村野論。