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[BOOKデータベースより]
大逆事件で叔父を喪い、戦争中は不敬罪で拘留―。戦争が終わるとこう言った。「これからは、マッカーサーに叱られるようなことをする」桁外れのセンスと資産を教育と芸術に注いで生きた、文化学院創設者の第一級の評伝。
第1章 最初の記憶
[日販商品データベースより]第2章 遠くの地震
第3章 王の法のもとで
第4章 時代は変わる
第5章 ちいさくて、いいもの
第6章 文化学院の教師たち
第7章 性の明るみ
第8章 狂気か、正気か
第9章 悔いなき生活
最終章 火を焚く夜
類まれなセンスと豊富な財力を理想の実現のために用いながら、つむじ曲がりな精神としなやかな思想を生涯貫いた、文化学院創設者・西村伊作。自由と芸術を愛した、その知られざる人物像を甦らせる第一級の評伝。