[BOOKデータベースより]
テーマ別の新集成、意識の極限のドラマ「テスト氏」の謎をあかす明快な新訳、さらにその周辺テクストや作家論を収め、ヴァレリーの“物語”への意志を照射する。
第1部 テスト氏(テスト氏との一夜;序文 英語版「テスト氏との一夜」の ほか)
第2部 物語の断片(物語のかけら(カリュプソ;ロビンソン ほか);肖像(ステファヌ・マラルメ;マラルメへの最後の訪問 ほか))
第3部 物語作家論(ヴィリエ・ド・リラダンについての講演;デュルタル ほか)
ヨーロッパ的知性の最高峰に聳え立つ詩人・批評家の著作をテーマ別に編集、最新の研究成果をふまえた画期的な集成。本巻は、力感みなぎる明快な新訳でおくる「テスト氏」および作家論。
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