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[BOOKデータベースより]
「自らの疑問を育てよ!」眼前の「生活疑問」から問いを立ち上げ、“いま/ここ”を起点に広がる「事実」の重みを摂り込みながら、常民の「自己省察」の学としての「野の学」=民俗学の構築に腐心した柳田国男は、日本人の特性は何かと問われて「雷同付和」「事大主義」だと喝破する。本書では、戦後、その克服を「社会科教育」「国語教育」に求めた柳田教育学の、挫折のプロセスを丹念に跡付けた。柳田教科書をつぶさに検証し、柳田の思想と学問を通して、現代の学校教育に鋭く問題提起をする。
第1章 戦後教育への出発
第2章 社会科教科書
第3章 国語教科書
第4章 柳田教育学の挫折
第5章 柳田民俗学の継承とその可能性
終章 共同社会の理想と柳田教科書