- 中国「反日」の源流
-
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2011年01月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062584906
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[BOOKデータベースより]
たんに「愛国」ということなら、日本人の多くも異存はない。日本にもナショナリズムはある。いわばおたがいさまのものである。自尊の意識なのだから、それがある程度の排外をともなうのも、常識の範囲内であろう。しかし中国の場合、現代日本人がわからないのは、まず日本がその排外の対象となり、それがいっこうに改まらないことにある。「愛国」が「反日」とイコールでむすびつき続ける中国人の心情と思考が、不可解かつ不気味なのである。倭寇の時代から現代まで歴史が明かす「反日」の本質。
第1部 「近世」の日本と中国(東アジアの一八世紀;統治のしくみ;明から清へ;マクロな動向)
[日販商品データベースより]第2部 「近代」の幕開け(一九世紀をむかえて;西洋近代との邂逅;開港と開国;動乱の時代)
第3部 近代日中の相剋(近代日清関係の始動;日清対立の深化;「洋務」の時代;愛国反日の出発)
「反日」をひきおこし、容易には終息させないメカニズムはどこに由来するのか、その起源を解明。倭寇の時代から現代まで、日中のある時期の政治に留まらず、経済・社会・思想を含めた一種の全体史を描き出す書。