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[BOOKデータベースより]
戦前と戦後を貫く昭和期という時代と、朝鮮・台湾・満蒙・対馬・北海道・沖縄・東京などの固有の場所を題材に、“帝国”日本の植民地へのまなざし=視角と見落とされてきたこと=死角とを明らかにして、メディアや学知と「帝国」の関係性をあぶり出す。
第1章 植民地衛生学に包摂されない朝鮮人―一九三〇年代朝鮮社会の『謎』から
[日販商品データベースより]第2章 大日本帝国の形質人類学を問い直す―清野謙次の日本民族混血論
第3章 智城の事情―近代日本仏教と植民地朝鮮人類学
第4章 人類学者・泉靖一の“戦後”経験―朝鮮戦争・在日・済州島
第5章 沖縄の地誌研究―占領期アメリカ人類学の再検討から
第6章 小津安二郎と帝国史の方法―ひとつの(反)ポストコロニアル批評
第7章 「戦後」台湾での日本映画見本市―一九六〇年の熱狂と批判
第8章 「記憶の場」のエージェント―「アイヌ研究住職」と人文神オキクルミの“昭和史”
戦前と戦後を貫く昭和期という時代と、朝鮮・台湾・満蒙・対馬・北海道・沖縄・東京などの固有の場所を題材に、〈帝国〉日本の植民地へのまなざし=視角と見落とされてきたこと=死角とを明らかにして、メディアや学知と「帝国」の関係性をあぶり出す。