友よ

講談社
執行草舟　

• 価格: 2,530円（本体2,300円＋税）
• 発行年月: 2010年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784062157254

内容情報

[BOOKデータベースより]

若き日に三島由紀夫や小林秀雄の知遇を得た著者が、共に語り合い、魂の友、心の糧とするに至った４５篇の詩歌を自らの思い出と共に綴る。

戦友別盃の歌―南支那海の船上にて（大木惇夫）
歌（中野重治）
貝の殻（窪田空穂）
敦盛（抜粋）（幸若太夫）
告別（萩原朔太郎）
見るまえに跳べ（Ｗ．Ｈ．オーデン）
鶴（白楽天）
偶感（王陽明）
矢と歌（Ｈ．Ｗ．ロングフェロー）
花伝（世阿弥）〔ほか〕

[日販商品データベースより]

ぎりぎりの生き方に疲れたら――。だから詩がある。文学がある。
若き日に三島由紀夫や小林秀雄の知遇を得た著者が、共に語り合い、魂の友、心の糧とするに至った45篇の詩歌を自らの思い出と共に綴る。

心を置き去りにし、拠りどころを喪ってしまった日本人に贈る。
「戦友別盃の歌」――大木惇夫
「貝の殻」――窪田空穂
「歌」――中野重治
「葎」――釈迢空
「見るまえに跳べ」――W・H・オーデン
「あゝ涙あふるる人よ」――ライナー・マリア・リルケ
「鶴」――白楽天
「巌頭之感」――藤村操
（主な所収詩歌）