群論の味わい

置換群で解き明かすルービックキューブと１５パズル
Ａｄｖｅｎｔｕｒｅｓ　ｉｎ　ｇｒｏｕｐ　ｔｈｅｏｒｙ．２ｎｄ　ｅｄ．

共立出版
デーヴィド・ジョイナー　川辺治之　

• 価格: 4,070円（本体3,700円＋税）
• 発行年月: 2010年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784320019416

内容情報

[BOOKデータベースより]

基本だよ、ワトスン君
「足し算はできるかね？」
鳴鐘術と置換
置換パズル
可換で紫色のもの、これなあに？
ようこそマシーンへ
「神のアルゴリズム」とグラフ
対称性とプラトン立体
（規則を無視した）ルービックキューブ群
語としての手順
（規則に従った）ルービックキューブ群
平方群，２面群およびその他の部分群
ルービックキューブ系パズルの群
ルビコンを渡って
置換パズルの解放戦略
関連する問題およびその他の分野

[日販商品データベースより]

ルービックキューブをはじめとするパズルを題材とした群論の入門書。
群論は抽象代数において最も基本的な構造であるが、ルービックキューブという身近な実例と計算機代数システムSAGEによる実習によって、群論の基礎知識やルービックキューブの操作がなす群の構造を理解することができる。本書に書かれた内容を理解すれば、本書で論じている置換パズルをはじめ、7×7×7 V-Cubeやペタミンクス、さらには今後発明・発売されるかもしれないどの置換パズルも完璧の解かれることであろう。
（ David Joyner、 Adventures in Group Theory Rubik’s Cube、 Merlin’s Machine & Other Mathematical Toys 2ed.、 Johns Hopkins University Press、 2008）