[BOOKデータベースより]
家では、なんでもすきなものをかいたが、学校では、かきなさい、といわれたものをかいた。戦車をかいた。戦争をかいた。教わったことに何の疑問ももたなかった。やがて、教わらないこともあると知った。第二次世界大戦後、冷戦時代のチェコスロバキア。「鉄のカーテン」に閉ざされたきびしい支配のもとで、悩み、成長し、夢を追いかけたピーター・シスの自伝的絵本。2008年コールデコット・オナーブック受賞。
[日販商品データベースより]子ども時代のピーターは、いわれた通りに絵を描き、いわれた通りに考えていた。ビートルズなど自由な世界がはいってきて…。自由を夢見るピーターの前に、かべは厚く立ちはだかる。
冷戦下のチェコで育った作者ピーター・シスの自伝的絵本。
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ピーター・シスの自伝絵本としり、読んでみました。冷戦下にチェコスロヴァキアで育ったピーター・シス。自由を制限されると知っていても、ここまでひどかったのか、と恐ろしく思います。そんな過酷な環境での半生とともに、当時の歴史までが、細かく描かれた絵と、当時の日記もはさまれて、わかりやすいです。そして、読みながら、今のウクライナの状況を重ねてしまい胸がいたくなりました。羽のついた自転車で飛ぶ少年の絵が、心に強く残りました。読めてよかったです。(あんじゅじゅさん 50代・高知県 )
【情報提供・絵本ナビ】