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[BOOKデータベースより]
発達障害の中核的な特徴は「主体のなさ」ではないか―この仮説から、新しく見えてくるものは何か?「主体」を作り出す心理療法は可能か?それは、どのようにして可能となるのか?本書は、広い意味での発達障害に共通する特徴を「主体のなさ」として捉え直すことで、これまでとは違うまったく新しい視点を提供しようとする。
第1部 発達障害の心理療法(はじめに―発達障害と心理療法;子どもの発達障害への心理療法的アプローチ―結合と分離;子どもの発達障害事例の検討―融合的な世界の終焉と展開;大人の発達障害への心理療法的アプローチ―発達障害は張り子の羊の夢を見るか?;大人の発達障害事例の検討―「影」に隠された「空白」の世界)
[日販商品データベースより]第2部 発達障害と現代社会(対人恐怖から発達障害まで―主体確立をめぐって;ドラえもんからみる発達障害―主体なき世界に生まれる主体;発達障害と現代の心理療法―「自己の無効化」による「治療でない治療」としての自己展開)
昨今、発達障害については、脳科学や認知科学によって中枢神経系の障害として捉える見方が趨勢を占め、対応も療育や訓練を中心にしたものがほとんどである。それに対して本書は、発達障害への心理療法的アプローチのエッセンスを一般に伝えようとする意欲的な試みの記録である。ことに、発達障害の人たちの「主体性のなさ」という特徴に注目している点は、発達障害のさまざまな局面を理解する上で極めて斬新な視点を与えてくれる。