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[BOOKデータベースより]
なぜ敗戦が決定的になっても戦争を終結させることができなかったのか?主戦派、早期講和派、中間派という陸軍部内の複雑な政治構造を分析し、「陸軍=戦争継続一枚岩」という見方を修正。従来の研究史を見直し、終戦工作の実相を再検証する。
序章 本書の目的と研究史との関係
[日販商品データベースより]第1章 ドイツの勝利が期待された段階における日本陸軍の戦争終結論―一九四一年秋頃〜一九四三年初頭
第2章 ドイツの勝利が危ぶまれる段階における日本陸軍の戦争終結論―一九四三年三月〜一九四四年六、七月
第3章 ドイツの敗北が決定的になった段階における日本陸軍の戦争終結論―一九四四年七月〜敗戦
補論1 日本陸軍中央と対中国戦争指導―戦争終結にはたした大陸打通作戦の役割
補論2 旧日本陸軍軍人の再軍備構想―服部グループの計画を再検討する
終章 日本陸軍の戦争終結過程(終戦工作)と今後の展望
なぜ、敗戦が決定的になっても、戦争を終結させられなかったのか。陸軍部内の複雑な政治構造を分析し、「陸軍=戦争継続一枚岩」という見方を修正。従来の研究史を見直し、終戦工作の実相を再検証する。