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中国の愛書文化に学ぶ 東方選書 40
東方書店 高橋智
点
宋版に代表される中国の貴重書「善本」とは?第1部「書誌学のすすめ」では、その価値観と見方を懇切に講義。第2部「書物の生涯」では、台北・故宮博物院につたわる善本の旅に思いを馳せ、書物の誕生から終焉、再生と流転までのドラマをたどる。第3部「書誌学の未来」では、古来、隆盛と破壊を繰り返してきた中国の書物文化史を概観。清末の学者・楊守敬が日本で蒐集した典籍のその後を追跡しながら、現代の書誌学による調査の実例を紹介する。さらに中国で進行中の国家プロジェクト「中華再造善本」「古籍普査」など最新の動向にも触れる。今に受け継がれる愛書の志とともに、中国と日本を結ぶ書物文化の水脈に迫る。
第1部 書誌学のすすめ(「書誌学」とは何か;中国「文献学」の現況;「善本」の意味するところ ほか)第2部 書物の生涯(書物と旅;書物の誕生;書物の終焉と再生 ほか)第3部 書誌学の未来(楊守敬の購書;典籍の聚散―焚書から『四庫全書』の受難まで;日本に渡った典籍の帰郷;古籍の流通史研究と古籍普査 ほか)
「善本」の価値観と見方を懇切に講義。書物の誕生から終焉、再生と流転までの生涯とともに、中国歴代の書物文化史を概観。現代書誌学による調査の実例や、「中華再造善本」「古籍普査」など中国の最新動向も伝える。●編著者のことば書誌学はけしてすすめられるようなものではない。書物に接して何かの感触が心の琴線に触れたとき自ら学んでみたいと思うのがその出発点だからである。価値を定める鑑定人はたくさんいる必要はない。ただ、その鑑定に至る学問の経緯を理解できる人はいればいるほどよい。書物にとってそれは何よりの大きな味方となるからだ。……大切なことは、中国で生まれた書物は中国人の感覚で捉えなければならないことであり、それが日本に渡って来たら、日本人の感覚で捉えなければならないということである。書物の運命と生涯である。これを考え続けて行くときに古籍はそれにまつわる事跡・人物などさまざまな過去を語り続けてくれるのである。(本文より)
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[BOOKデータベースより]
宋版に代表される中国の貴重書「善本」とは?第1部「書誌学のすすめ」では、その価値観と見方を懇切に講義。第2部「書物の生涯」では、台北・故宮博物院につたわる善本の旅に思いを馳せ、書物の誕生から終焉、再生と流転までのドラマをたどる。第3部「書誌学の未来」では、古来、隆盛と破壊を繰り返してきた中国の書物文化史を概観。清末の学者・楊守敬が日本で蒐集した典籍のその後を追跡しながら、現代の書誌学による調査の実例を紹介する。さらに中国で進行中の国家プロジェクト「中華再造善本」「古籍普査」など最新の動向にも触れる。今に受け継がれる愛書の志とともに、中国と日本を結ぶ書物文化の水脈に迫る。
第1部 書誌学のすすめ(「書誌学」とは何か;中国「文献学」の現況;「善本」の意味するところ ほか)
[日販商品データベースより]第2部 書物の生涯(書物と旅;書物の誕生;書物の終焉と再生 ほか)
第3部 書誌学の未来(楊守敬の購書;典籍の聚散―焚書から『四庫全書』の受難まで;日本に渡った典籍の帰郷;古籍の流通史研究と古籍普査 ほか)
「善本」の価値観と見方を懇切に講義。書物の誕生から終焉、再生と流転までの生涯とともに、中国歴代の書物文化史を概観。現代書誌学による調査の実例や、「中華再造善本」「古籍普査」など中国の最新動向も伝える。
●編著者のことば
書誌学はけしてすすめられるようなものではない。書物に接して何かの感触が心の琴線に触れたとき自ら学んでみたいと思うのがその出発点だからである。価値を定める鑑定人はたくさんいる必要はない。ただ、その鑑定に至る学問の経緯を理解できる人はいればいるほどよい。書物にとってそれは何よりの大きな味方となるからだ。……大切なことは、中国で生まれた書物は中国人の感覚で捉えなければならないことであり、それが日本に渡って来たら、日本人の感覚で捉えなければならないということである。書物の運命と生涯である。これを考え続けて行くときに古籍はそれにまつわる事跡・人物などさまざまな過去を語り続けてくれるのである。(本文より)