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[BOOKデータベースより]
強制的な移転や放置には反対だが、すべてを維持するのは非現実的。生活と共同体、国土の保全を見据えた、選択的な撤退とは。過疎集落の現実を直視した、「もうひとつの提案」。
第1章 過疎集落の現状
第2章 予想される国の将来
第3章 すべてを守りきることができるか
第4章 積極的な撤退と集落移転
第5章 積極的な撤退のラフスケッチ―生活編
第6章 積極的な撤退のラフスケッチ―土地編
第7章 積極的な撤退と地域の持続性
人口減少社会において、すべての集落を現地で維持するのは不可能に近い。崩壊を放置するのではなく、十分な支援も出来ないまま何がなんでも持続を求めるのでもなく、一選択肢として計画的な移転を提案したい。住民の生活と共同体を守り、環境の持続性を高めるために、どのように撤退を進め、土地を管理すればよいかを示す。
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[商品紹介]
10年以内に、423の集落が自然消滅する
「(過疎集落の)強制的な移転や放置には反対だが、すべてを維持するのは非現実的。生活と共同体、国土の保全を見据えた、選択的な撤退とは。」 編者の林氏は、タイトルの「撤退の農村計画」は「ずいぶんと過激なもの」と言う。しかし、「本書における『撤退(積極的な撤退)』は、長い時間軸でみれば、力を温存するための一時的な後退である。むしろ『攻め』の一環といってもよい。」若い世帯の農村移住ニーズにどう応えるか、あるいは高齢者のコミュニティを壊さず