- 中国春画論序説
-
- 価格
- 1,265円(本体1,150円+税)
- 発行年月
- 2010年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062920070
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- カラー版 西洋絵画のお約束
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2024年10月発売】
- フェルメールとオランダ黄金時代
-
価格:924円(本体840円+税)
【2025年04月発売】
- 怖い絵の中のモノ語り
-
価格:968円(本体880円+税)
【2024年12月発売】
- 中野京子と読み解くクリムトと黄昏のハプスブルク
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2024年06月発売】
- 災厄の絵画史
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2022年12月発売】
[BOOKデータベースより]
身体よりも象徴に、絵よりも文字に、性器よりも行為に、肉が麻する中国的感性は、独特の春画世界を創出した。屋外風の場所で、無表情がつ性差不明の男女が交合するのだ。老荘思想、房中術、煉丹術、園林術、纏足愛好、怪異趣味などが織りなす中国春画の不思議な文法とは?日本、インド、西欧の春画との縦横な比較で、中国的快楽の源泉を探る。
序 『金瓶梅』はなぜ「肉麻(いやらしい)」か?
1 ホルトゥス・エロティカ―官能の庭(あけっぴろげ!;春画のなかの庭園;鞦韆のシンボリズム ほか)
2 非在の肉体―からだ抜きの行為(男の性的階層化;ファロスの政治学;春画におけるジェンダー ほか)
3 文字か絵画か―肉麻性のゆくえ(密室の擬近代;ポルノ文学の文体;匿名性と個 ほか)