[BOOKデータベースより]
「いい子」だったはずのわが子が…、急に反抗的になり、口もきかず、何を考えているのか、どう接していいのかわからない。「子育てに失敗した。もう、取り返しがつかない」そこまで思いつめ、途方に暮れて立ち尽くす人もいます。しかし、子どもの問題行動にはちゃんとした意味があります。そしてそれは、多くの場合、親であるあなたが抱えこんでいる「問題」に深く関係しているといいます。本書では、親子関係、家族関係などの問題を専門とする臨床心理士が、実際に接してきたたくさんの例をもとに、「親」と「子」のあいだの「ほんとうの問題」を解き明かしていきます。また、作家・柳美里さんの『ファミリー・シークレット』(講談社)で公開されたカウンセリングについて、カウンセラーの立場から見えてくるものを紹介し、すべての「親」に通じる問題の深さ大切さに気付かせてもくれます。子育てに悩むすべての方に向けたメッセージに満ちた一冊です。
第1章 「問題児」は、本当に問題児なのか
第2章 子どもの嘘と「家族の秘密」
第3章 仮面のストレスが暴発するとき―行動化する子どもたち
第4章 子どもも、家族の機能を果たしている
第5章 「あなたのため」は、“きれいな虐待”
第6章 いじめ、学級崩壊の相互関係
第7章 柳美里さんのカウンセリング1 嘘を生きる
第8章 柳美里さんのカウンセリング2 「生き直し」とカウンセラーの眼
第9章 心を動かし、親子の新しい関係性を作る明日へ
親子関係、家族関係などの問題を専門とする臨床心理士が、実際に接してきた多くの例をもとに、「親」と「子」のあいだの「ほんとう」の問題を解き明かす。子育てに悩むすべての人に向けたメッセージに満ちた1冊。
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価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2021年08月発売】
虐待といっても、暴力・ネグレスト・心理的虐待・教育虐待、色々ありますよね。
愛情あるゆえに起こる虐待もあるのもまた事実なのかもと。
「あたなのために」。
私もこれは言わないように心がけています。
心配も不安もありますが、「子供は子供の人生」という冷静さも必要なのかも知れませんね。
なかなかそう思うのも難しいのですが。(まゆみんみんさん 40代・兵庫県 女の子10歳)
【情報提供・絵本ナビ】