- ゲーテ地質学論集 気象篇
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- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2010年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480092984
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【2016年10月発売】
[BOOKデータベースより]
変幻きわまりない雲の形態はどう解釈できるのか。まさに雲をつかむようなとまどいの末、ゲーテはハワードの雲の分類に手がかりを見つける。バロメータと温度計の時代に、経験の収集と分析を超え、詩人科学者は全体把握と理念的な綜合をめざした。上昇を促す熱と下降を促す重力に、空の現象の多くが関係づけられないか。ゲーテは言う「自然の書物がどれほど多くを私に教えてくれるか…、私の静かな歓喜はとても言いあらわされない」。歓喜は紀行文に詩に照り映えた。本邦初訳論文を多数収録。編者博捜で初めて成ったゲーテの人文学的自然科学論集。
気象学(予備的考察;リューク・ハワードの自伝的素描;ハワードによる雲の形態 ほか)
天文学(イェーナの博物館と天文台;『年代記』の記述から;天体の象徴性 ほか)
科学方法論補遺(中間報告;シラーとの最初の出会い;エルンスト・シュティーデンロートの精神現象解明のための心理学 ほか)