- 大阪ことば学
-
- 価格
- 1,056円(本体960円+税)
- 発行年月
- 2010年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006021689
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[BOOKデータベースより]
客のややこしい注文には「惜しいなあ、きのうまであってん」と切り返す。動物園のオリの前の立て札には「かみます」とだけ書いてある。距離をとらずにさっぱりと、聞いて退屈せんように、なんなと工夫して話すのでなければ、ものを言う甲斐がない。誤解されがちなことばの意味と背後にある感覚を、鋭く軽快に語る大阪文化論。
なんなと言わな、おもしろない
せっかくものを言うてくれてるのやから
ネンが足らんは念が足らん
言うて、言うてや、言うてんか
理づめで動くが理くつ言いはきらい
よう言わんわ
ぼちぼち行こか
待ってられへんがな
大阪弁は非能率的か
大阪弁は非論理的か
笑い指向と饒舌の背後にあるもの
内なる大阪ことばを求めて―あとがきの代わりに