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[BOOKデータベースより]
若い日に踏み出した一歩が、ケニアの村での図書館作りにつながった。―子どもの本の世界で活躍する著者が、行ったり来たり、アフリカとの30年を越す付き合いを愛をこめて語ります。若い人におくる、書き下ろしノンフィクション。
1 アフリカへのはじめての旅
2 地球の仲間たち―野生動物
3 星の王子さまとバオバブの木
4 アフリカの昔話
5 エンザロ村の図書館
6 二つ目の図書館づくり
ケニアの村に、仲間と子どもの図書館をつくった。どうしてアフリカなのか、どうして図書館なのか。子どもの本の世界で活躍する著者が、行ったり来たり、アフリカとの30年を越す付き合いを愛をこめて語る。
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さくまゆみこさん、新刊が出ると必ず読む翻訳家の一人です。
今回は訳ではなく、さくまさんご自身が著者。
そして、アフリカで図書館を作られたらしいタイトルに目を惹かれました。
そういえば、さくまさんが訳されている本でアフリカにまつわる話を私も何冊か読んだことがありました。
特に昔話の『クモのつな』は息子のお気に入りです。
この本を読んで気になったのは、『エンザロ村のかまど』という本です。
水を煮沸して飲むという習慣がなかったために、命を落としていた子どもたち。このかまどを作ることによって死亡率がぐっと減ったということ。
先進国の技術をそのままアフリカに持ちこんでも即座にアフリカの人々の役には立ちません。
アフリカに住む人たちの生活に根差し、またアフリカにあるものでお金をかけずにできることは何なのか?を一緒になって考えること、時間をかけて探すことが大切なのです。
図書館を作るにしても、現地の人に役に立つ本であること、アフリカにある語りの文化を壊さないことを、さくまさんがとても大切に考えておられることがとても心に残りました。
巻末には、さくまさんが訳をされたアフリカ関連の本がリストとして上がっていました。
何冊かはすでに読んだことがありますが、まだ読んでいない本も順番に読み進めていきたいと思っています。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】