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[BOOKデータベースより]
国家と文化財の関係を、GHQ文書などを駆使し、明治から現代までを辿る初の通史。
第1部 近代社会と古美術の成立(近代の幕開けと廃仏毀釈;近代化における古器物・宝物の登場;殖産興業と珍重される古器物;勧業の古器物から美術の宝物へ)
[日販商品データベースより]第2部 保存に関与した社会層と国民国家(古社寺保存制度の展開;各地でおきた古社寺保存運動;宝物コレクターの社会層;古社寺保存法の成立と国民国家)
第3部 思想教化としての史跡(内務省地理局と古跡保存;大正デモクラシーと地方を主体とした保存;明治天皇聖跡と国民精神総動員;戦時下の史跡保存)
第4部 海外における文化財(植民地における史跡・古跡保存;日本の中国侵略と文化財)
第5部 転生する「伝統文化」(GHQと文化財による賠償論・返還政策の変遷;略奪文化財の返還;軍事記念物から平和記念物へのシンボルの転換;情報社会と文化財行政の現状と未来)
近代国家が「生み出した」文化遺産とその成り立ちとは?――明治維新後、吹き荒れた廃仏毀釈から、大正時代から昭和前半の史跡保存、国家権力を掌握した軍部ファシズムのもとで展開された史跡保存、戦後のGHQ文書をもとに、敗戦直後のアメリカ占領軍による文化財行政、開発と遺跡を巡る問題など、国家と文化財の関係について論じた初の通史。