- 万葉集を訓んだ人々
-
「万葉文化学」のこころみ
新典社新書 49
新典社
城崎陽子
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2010年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784787961495
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[BOOKデータベースより]
日本に現存する最古の歌集『万葉集』。天皇や著名な歌人をはじめ、四千五百首以上の歌を収めるこの作品は、人々の関心を集めながらも「万葉仮名」という特殊な表記のため、訓み解くのに非常な困難が伴うものであった。この難解な『万葉集』を、人々はどのような方法で、そしてどのような思いで訓み、理解してきたのか。作品と人とが織りなしてきた物語をたどり、人々をひきつけてやまないその魅力、そして『万葉集』を通じてそれぞれの時代を見つめる「万葉文化学」の可能性にせまる。
1 万葉集を訓む(万葉集は訓みにくい;古点つく!―梨壼の五人の奮闘;万葉集を写す―五大万葉集;次点つく!―道長も訓んだ万葉集 ほか)
[日販商品データベースより]2 万葉集を解く(北村季吟・契沖;荷田春満・賀茂真淵;本居宣長;加藤千蔭・荒木田久老 ほか)
「万葉集」を、人々はどのような方法で、どのように訓み、理解してきたのか。作品と人とが織りなしてきた物語をたどり、その魅力、「万葉集」を通じてそれぞれの時代を見つめる「万葉文化学」の可能性にせまる。