- 青矢号
-
おもちゃの夜行列車
岩波少年文庫 166
La freccia azzurra.- 価格
- 748円(本体680円+税)
- 発行年月
- 2010年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784001141665
[BOOKデータベースより]
年に一度、子どもたちがプレゼントを心まちにしている夜のこと。ショーウィンドーにならぶおもちゃたちは一大決心、みんなで青矢号にのりこみ、お店をぬけだします。めざすは、まずしいフランチェスコの家!ゆかいで感動的な大冒険。小学4・5年以上。
[日販商品データベースより]ショーウィンドーの中のおもちゃたちが一大決心。みんなで、お祭りの前夜にお店を抜け出して、電気機関車を欲しがっている貧しいフランチェスコ少年の家に行くことにした…。ゆかいで感動的な大冒険物語。
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図書館で借りて読み、その宇宙のような広い世界観に感動して、買い求めて蔵書にしたいと思いました。力のある作家は全て読み進めるのが途中で惜しくなる作品を書きます。ロダーリというイタリア最高峰の書き手に死ぬまでに出会えて良かった。戦後10数年の物語だから、主人公は物的に貧しい設定ですが、現代の心的貧しさに救いを求めている子どもたちにも充分満足のいく内容です。人間は心を揺さぶられて動く生き物で、子どもの純粋な信じる事へ裏切らない作者の人としての器の大きさを感じました。結局男の子は、当初欲しかったおもちゃは、手に入れられません。が、それとは違うこの子にとって必要なものが与えられるところが良い。魔法やおもちゃ、人間が絡み合うのに読んでいて違和感を感じさせないし、場面展開も早く飽きさせない。一つ一つの章にも物語がある。もっと日本人に知られても良い本です。色彩豊かな楽しい映像が浮かぶのでジブリ映画になると思います。因みに他作品『パパの電話を待ちながら』の訳はあの内田洋子さんです。(マサトサマさん 50代・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】