- 藤田省三セレクション
-
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2010年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784582767018
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[BOOKデータベースより]
天皇制に関する鮮やかな政治思想史の仕事からエッセイ「維新の精神」の強度への飛躍、『精神史的考察』に結晶する方法的転回、そして『全体主義の時代経験』の苦闘に至る。「戦後精神」の最終走者を自認した思想家は、曲折するその思想的軌跡のなか、どんな時代の危機をどんな深度で考え抜いていたのか。代表的論文を市村弘正「藤田省三を読むために」とともに読む。
1(天皇制国家の支配原理 序章;理論人の形成―転向論前史;「プロレタリア民主主義」の原型―レーニンの思想構造)
[日販商品データベースより]2(維新の精神;日本社会における異端の「原型」;或る生の姿、或は範疇の混同―アイン・レーベンスビルト;情熱的懐疑家;糟粕論;五人の都市;雄弁と勘定;「飢譜」讃―主義とは何かについての徹底的考察)
3(或る喪失の経験―隠れん坊の精神史;松陰の精神史的意味に関する一考察―或る「吉田松陰文集」の書目撰定理由;或る歴史的変質の時代)
4(精神の非常時;今日の経験―阻む力の中にあって;「安楽」への全体主義―充実を取り戻すべく;『全体主義の時代経験』序)
「戦後精神」の最終走者を自認した思想家・藤田省三は曲折するその思想的軌跡の中、どんな時代の危機をどんな深度で考え抜いていたのか。彼の「戦後精神」の軌跡を代表的論文で読む、戦後思想のアンソロジー第3弾。