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[BOOKデータベースより]
倭国の大乱をおさめ、邪馬台国の女王として連合国家に君臨した卑弥呼と台与。その平和な時代も長くはつづかず、魏の滅亡後、「倭の女王」が晋に朝貢してきた記事を最後に、中国の史書から姿を消した邪馬台国は、その後どうなったのであろうか…。縄文・弥生時代から奈良時代まで、戦争・内乱・政変をキーワードに描く壮大な権力抗争のドラマ。人びとはなぜ戦いを始めたのか、なぜ古代国家には内紛が頻繁に起こったのか、内紛の渦中にいた人たちは何を考え、どう行動したのか、などなど古代史をめぐるさまざまな謎と問題点に迫る。
第1部 戦争の考古学(逃げる縄文人、追う弥生人―戦争の起源;女王・卑弥呼の戦い―邪馬台国の存亡;ヤマト王権の野望―鉄は国家なり;「倭の五王」の軍事力―武装する大王;古代朝鮮戦争勃発す―伽耶をめぐる戦い)
[日販商品データベースより]第2部 戦争と政治(白村江の戦い―最初の対中戦争;壬申の乱―大伴氏から見た反乱劇;橘奈良麻呂の変―天平のクーデタ未遂事件;藤原仲麻呂の乱―ダミー政権の末路;蝦夷の反乱―阿弓流為と田村麻呂)
縄文・弥生時代から奈良時代まで、戦争・内乱・政変をキーワードに描く壮大な権力抗争のドラマ。古代史をめぐるさまざまな謎と問題点に迫る、ファン必読の一冊。