金石範《火山島》小説世界を語る！

済州島四・三事件／在日と日本人／政治と文学をめぐる物語

右文書院
金石範　安達史人　児玉幹夫　内田亜里　

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2010年04月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784842107370

内容情報

[BOOKデータベースより]

大・大長編小説『火山島』はいかにして生まれたのか？作家みずからが語る金石範文学の軌跡。

済州島／四・三事件／小説家金石範―この本の読者のためにひとこと
１　虚構（フィクション）と現実と、そして小説を書き続けるということ
２　私が小説を書くに至るまでの重い軌跡と四・三済州島武装蜂起事件
３　小説『火山島』の背景と登場人物たちをめぐって…
４　現代文学としての『火山島』と現代文学者としての金石範
５　世界文学としての『火山島』をどう読むか？
６　現代文学のゆくえ、物語・想像力・自己超越
あとがきにかえて　金石範文学の先に見えるもの

[日販商品データベースより]

大・大長編小説「火山島」は、いかにして生まれたのか。済州島四・三事件や在日、文学、人生まで、作家が自ら縦横無尽に語る、金石範文学の軌跡。２年間にわたって行われたインタビューをもとにまとめた書。