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- 戦後児童文学史の未解決点
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てらいんくの評論
てらいんく
宮崎芳彦
- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2010年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784862610706


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[BOOKデータベースより]
誰も書かなかった、大きな決定的な問題―戦後児童文学と共産主義との関係を、広範な資料を遍く精査して論証。部落解放問題と社会主義についての30年にわたる論考の蓄積の上に、1953年、鳥越信、古田足日らの通称「少年文学宣言」以降の小川未明批判・攻撃が、どのような思想で、いかなる手段をもってなされたか。あたう限りの資料を駆使、時代背景を照射しつつ明らかにする。「ネバーランド」連載に未発表“夢”、“原理”、“境い目”以降の原稿を加え、詳細な註を付して1巻とした。絶筆。
序 小川未明否定・「少年文学宣言」、双方を否定する
壱 怒れる若者・共産党員連合による日本児童文学者協会クーデター
弐 鳥越信・共産主義児童文学史批判
参 古田足日「さよなら未明批判」
肆 古田足日・五九年戦後画期説の成立
伍 菅忠道共産主義文学史・批判
終章 古田童話史観の破綻