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[BOOKデータベースより]
カフカがイメージした“中国/中国人”は、西洋で表象されてきた「ユダヤ人=東洋人」像につながっている。カフカ文学に描かれた“中国”から、ユダヤ人男性としてのカフカが直面していた「民族問題」と「ジェンダー/セクシュアリティの問題」が浮かび上がってくる―抽象的に読まれがちなカフカを、同時代の言説と照らし合わせ、「現実」との具体的な関わりで読み直す。
序章 漢詩を読むカフカ1―フェリーツェへの手紙に見る中国人モチーフ
[日販商品データベースより]第1章 ドイツ語圏の黄禍論に表れた「男性の危機」
第2章 漢詩を読むカフカ2―『ある闘いの記録』に姿をとどめた中国詩人たち
第3章 『流刑地』のオリエンタリズム―植民地主義批判とシオニズムのあいだで
第4章 「こいつは途方もない偽善者だ」―中国学者ブーバーと「中国人学者」カフカ
第5章 『万里の長城』とシオニズム1―「分割工事」方式で築く民族共同体
第6章 『万里の長城』とシオニズム2―シオニストの「労働」像に占める「男性」の位置
第7章 東方からの使者―カフカが見たロシアとロシア革命
終章 異郷の女ミレナ―晩年の中国物語群と異民族「通婚」問題
カフカが〈中国〉に見たものとは……
カフカがイメージした〈中国/中国人〉は、西洋で表象されてきた「ユダヤ人=東洋人」像につながっている。
カフカ文学に描かれた〈中国〉から、ユダヤ人男性としてのカフカが直面していた「民族問題」と「ジェンダー/セクシュアリティの問題」が浮かび上がってくる――
抽象的に読まれがちなカフカを、同時代の言説と照らし合わせ、「現実」との具体的な関わりで読み直す。