- こんなに面白かった「百人一首」
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- 価格
- 692円(本体629円+税)
- 発行年月
- 2010年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569674209
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[BOOKデータベースより]
「百人一首」に詠まれているのは、今に通じる人の思い。美しい桜に感動したり、出世できずに嘆いたり、浮気な恋人を恨んだり…。そこに詠み人の“思い”を感じれば、難しい勉強などしなくても、和歌に親しむことができるのだ。本書では、歌の成立背景から詠み人の人となりまで、「百人一首」を味わうためのポイントを紹介。楽しみながら、古典をぐっと身近に感じられる一冊。
秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露に濡れつつ
[日販商品データベースより]春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山
あしびきの山鳥の尾のしだり尾の長々し夜をひとりかもねむ
田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき
鵲の渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞ更けにける
天の原振りさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり
花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関〔ほか〕
「百人一首」に詠まれているのは、今に通じる人の思い。▼美しい桜に感動したり、出世できずに嘆いたり、浮気な恋人を恨んだり……。そこに詠み人の“思い”を感じれば、難しい勉強などしなくても、和歌に親しむことができるのだ。▼本書では、歌の成立背景から詠み人の人となりまで、「百人一首」を味わうためのポイントを紹介。▼楽しみながら、古典をぐっと身近に感じられる一冊。▼文庫書き下ろし。