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源氏物語と百人一首を中心に。2011年3月以降出版(文庫化含む)のものに限定して取り揃えました。
[BOOKデータベースより]
桐壺の更衣
空蝉の君
夕顔の君
若紫の君
末摘花の君
源典侍
葵の上
藤壺の宮
林真理子によるまったく新しい源氏物語の世界
「和の心を楽しむ」がテーマの月刊女性誌『和樂』にて連載中の林真理子さんの小説『六条御息所 源氏がたり』。その単行本第一巻が『光の章』として登場します。六条御息所を物語の語り部とする画期的な構成。そして、原文にない御簾の中での出来事の大胆な解釈。恋愛小説の名手、林真理子ならではの”小説源氏物語”の誕生です。「私の名をどうか聞いてくださいますな」という美しい一文ではじまる本巻は、桐壺帝と桐壺の更衣の異常な恋愛、光源氏誕生の謎、空蝉、夕顔との恋から、葵の上、藤壺をめぐる人間ドラマまでの全15話を収録。林真理子によって描き直された平安時代の貴族たちが繰り広げる恋模様は、究極の恋愛小説としても楽しめます。また、口絵には、日本画家千住博による源氏物語をモチーフにした作品を収録。
【編集担当からのおすすめ情報】
恋愛小説の名手、林真理子が次に選んだテーマは、紫式部によって著された世界最古の恋愛小説でした。そして期待に違わず、六条御息所を語り部とした小説は、私たちにまったく新しい源氏物語の世界を見せてくれます。登場人物は平安時代の貴族たち。それなのに彼女たちの気持ちが手に取るように伝わってくるのはなぜ?小説の醍醐味がすべてつまった林真理子マジックをお楽しみください。また、本書のカバー写真には、1960年代にアメリカで出版された伝説の写真集『mirror of venus』(撮影/Wingate Paine)の一枚を使用しました。読者の皆さんには、古典の名作としての源氏物語としてだけではなく、まったく新しい恋愛小説として楽しんでいただければと思っています。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 「六条御息所」が語っていく源氏物語。六条御息所にかかったら、桐壺帝も更衣の身分の女に溺れた男だし、桐壺の更衣もか弱いだけじゃなくて、しっかりとシタタカな女だし。そう言われればそうよね〜と思わせるそんな解釈が、妙にリアリティを持っていて、そんな風に描けるのが、林真理子って人なんだな〜と、著者の着眼点と手腕に惚れ惚れしました。 女性週刊誌のゴシップ記事を読んでるような気分になってくる、と思いつつ、これこそある意味「あるべき源氏物語の読み方」だよなと思えるシリーズ。