- 賢治考証
-
- 価格
- 9,900円(本体9,000円+税)
- 発行年月
- 2010年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784757605466
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【1993年10月発売】
[BOOKデータベースより]
恣意的な“読み”を排し、客観的に“論証”し得た(と考える)事だけを書くという態度を貫いた書。仏教、就中日蓮・田中智学関係文献に基づく考察の他、「オツベルと象」の象のルーツを帝国図書館所属の「四神地名録」の一節他に求め、那珂(中勘助)『提婆達多』の影響下に「土神ときつね」をものしたと推定し、山男像の曲拠の可能性を刊本の柳田國男『山の人生』及び『廣文庫』の「やまをとこ」の項に探り後者を賢治にとっての“山男情報虎の巻”と結論づけ、家出上京時持参の二冊の「御書」の正体を比定し、新稿「「ビヂテリアン大祭」と「銀河鉄道の夜」」では、従来着目されていなかった“万国宗教大会”関係文献を参看することにより「銀河鉄道の夜」解読に蟠っていた積年の謎を解明した。
中有と追善―「ひかりの素足」論
[日販商品データベースより]“二人だけ”の世界―「黄いろのトマト」を手掛りに
トシの臨終と日蓮遺文・守護経
「嘉祥大師讃」について
我等の主師親
ナモサダルマプフンダリカサスートラ
求道すでに道である、など
永捨から転捨へ―グスコンブドリとグスコーブドリ
「オツベルと象」の象、又は白象
土神と狐の物語―那珂(中勘助)『提婆達多』からの影響〔ほか〕
宮澤賢治の人と文学について、恣意的な「読み」を排し、客観的に「論証」し得たことだけを書くという態度で著わされた書。仏教、就中日蓮・田中智学関係文献に基づく考察など、全14編の論文を収録。