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[BOOKデータベースより]
対人関係で悩むのは、当事者だけのことではない。当然その相手となる周囲の人も、当事者との関わりの中で苦しんでいることが多い。「人間関係が崩れる」というと、以前は性格・相性の問題などが主な原因とされていたが、現在はその様相が変化している。実は、対人関係トラブルを起こす、いわゆる「困った人」には「うつ」がひそんでいることが多いのだ。「性格の問題」と片づけてしまう前に、当事者のツラさに気づくことの大切さを問う一冊。
序章 変わってきた人間関係トラブルの実態(事例で見る人間関係トラブル)
[日販商品データベースより]第1章 うつで人間関係悪化って、どういうこと?(うつ状態の医学的症状;うつ状態には社会的症状がある;うつ状態の社会的症状(人間的関係上の意味);うつ状態になると誰でも、「能力がない、嫌な性格」になる)
第2章 うつな人とうまく付き合うには(「分からない」が人間関係を悪化させる;「症状である」という理解;「うつになる仕組み」を理解する;「うつ状態の分かりにくさ(誤解されやすさ)を理解する」)
第3章 現代社会における人間関係の改善方法(相手がうつ状態ではないかと考えてみる;能力を上げる;性格に対処する。最後は適材適所、距離を取ることも;実際の順番は、逆のことが多い;自分がうつ状態だと感じたら;「自分はうつだ」という人への対応;人間関係と社会)
対人関係トラブルを起こす、いわゆる“困った人”には“うつ”がひそんでいることが多い。現代日本の対人関係を読み解き、当事者のツラさに気付くことの大切さを問う。“困った人”への見方が変わる1冊。