- 会津という神話
-
〈二つの戦後〉をめぐる〈死者の政治学〉
Minerva人文・社会科学叢書 158
- 価格
- 7,150円(本体6,500円+税)
- 発行年月
- 2010年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623056361
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[BOOKデータベースより]
幕末維新期、戊辰戦争を頂点とする一連の戦いにおいて、会津の戦死者はナショナルな祭祀から排除された。彼らと、生き残った会津の人々とが経験した「犬死に」―この非業と不条理に満ちた死の経験は、その後どのように「克服」され、「解決」されていったのか。本書では、戊辰戦争や西南戦争での戦死者を会津の人々がどのように認識し、自らのアイデンティティを組み立てていったのかを明らかにする。
序章 死者と共同体
第1章 会津藩の戊辰戦争―近代会津へのプロローグ
第2章 「阿蘇の佐川官兵衛」をめぐる記憶と忘却
第3章 近代会津アイデンティティの系譜
第4章 「雪冤勤皇」期会津における戦死者の記憶と忘却
第5章 戦後会津における「観光史学」の軌跡
終章 “二つの戦後”をめぐる“死者の政治学”