- 戦争の世紀を超えて
-
その場所で語られるべき戦争の記憶がある
集英社文庫 か48ー2
- 価格
- 796円(本体724円+税)
- 発行年月
- 2010年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087465341
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[BOOKデータベースより]
「森さんは場に感応するタイプです」姜尚中のその一言から、戦争や虐殺の傷跡の残る場所を訪ねての対談は始まった。アウシュビッツ、デンクマール、三十八度線―人が存在する限りこの世から戦争はなくならないのか。悪夢にも似た重苦しい旅で、二人は何を感じ何を思い、どんな真理に辿り着いたのか。文庫版のために行われたヒロシマでの対談を収録。さらに本文にも大幅に加筆した決定版。
第1章 戦争の世紀のトラウマ―場所に残された記憶を辿って(善良な村人が殺戮者になるとき;虐殺のメカニズム ほか)
第2章 勝者、敗者、被害者の記憶―裁きの場で(一億総玉砕の裏側;儀式としての東京裁判 ほか)
第3章 限定戦争という悪夢―冷戦の最前線で(朝鮮半島分断へ;いびつな階級と同族憎悪 ほか)
第4章 そろそろ違う夢で目覚めたい(純真無垢な残虐性;リアリティなき殺人の連鎖 ほか)
第5章 ヒロシマ、その新たな役割―「核なき世界」の発信地に(広島を東アジアの「入場チケット」に;二十一世紀、この十年の戦争 ほか)