- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- ソーシャルブレインズ入門
-
〈社会脳〉って何だろう
講談社現代新書 2039
- 価格
- 814円(本体740円+税)
- 発行年月
- 2010年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062880398
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 脳と生きる
-
価格:990円(本体900円+税)
【2022年05月発売】
- 世界一ゆかいな脳科学講義
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2020年10月発売】
- かかりつけ医が認知症・MCIを診る 第2版
-
価格:4,070円(本体3,700円+税)
【2018年02月発売】
- 「運命」と「選択」の科学
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2021年03月発売】
- 〈わたし〉はどこにあるのか
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2014年09月発売】
[BOOKデータベースより]
「空気を読む」「人とつきあう」脳のしくみとは?「自己と他者の脳が作る社会を前提として、その社会に組み込まれた状態の脳のしくみをとらえる」という考え方。
第1章 ソーシャルブレインズとは何なのか?(脳はどうやって機能を拡張していたのか?;脳の性能を高める二つのやり方 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 これまでのソーシャルブレインズ研究―顔、目、しぐさ(顔はなぜ特別なのか?;脳はどのように顔を認知するのか? ほか)
第3章 社会と脳の関わり―「認知コスト」という視点(ミステリで考えてみる;閉じた社会への外来者 ほか)
第4章 僕はどうやってソーシャルブレインズを研究しているか(ソーシャルブレインズはそもそもどこにあるのか?;キーワードは「関係性」 ほか)
第5章 ソーシャルブレインズ研究は人を幸せにするか?―幸せとリスペクトの脳科学(脳科学が個人にできること;赤ちゃんとお母さんの関係 ほか)
-内容紹介-
「ソーシャルブレインズ」は、「社会脳」と訳される、いまもっとも注目のキーワードです。
世の中には、人の数だけ脳があります。複数の脳がやりとりをすることで、人間関係や社会はなりたっています。見方を変えれば、脳は、そのような、他者との関係や社会の中で、初めてその機能を理解できるものです。
「ソーシャルブレインズ」とは、そんな「人間関係や社会に組み込まれた状態の脳の機能」のことです。「空気を読んだり、がまんしたり、人とつきあう」脳の機能です。
これは、専門家でなくても自然に理解できる考え方です。しかし、これまでの脳科学では、ソーシャルブレインズに着目した研究を行おうとしても、技術的な「研究の壁」に阻まれていました。
この壁を破りつつあるのが、著者の藤井直敬氏です。斬新な実験方法の開発を行うと同時に、「脳も社会も、ハブを持つネットワーク構造であり、共通したアプローチで理解できるもの」という考え方から、この新しい分野を切りひらきつつあります。
本書は、そんな著者の描いた「ソーシャルブレインズ研究の俯瞰図」であり「脳科学者が何を考えながら研究しているかを率直に綴ったノート」でもあります。やわらかな感性と冴えた知性、そして、毎日出版文化賞(前著『つながる脳』NTT出版)を受賞した魅力的な文章で語る、「新しい脳科学の時代」を告げる入門書です。