この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- スバラシク実力がつくと評判の線形代数キャンパス・ゼミ 改訂13
-
価格:2,618円(本体2,380円+税)
【2025年01月発売】
- スバラシク実力がつくと評判の微分積分キャンパス・ゼミ 改訂11
-
価格:2,618円(本体2,380円+税)
【2025年01月発売】
- 8の都市からよむ「世界一周」の世界史
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2025年06月発売】
- エクセル兄さんが教える世界一わかりやすいMOS教室 全面改訂版
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2022年07月発売】
- スバラシク実力がつくと評判の常微分方程式キャンパス・ゼミ 改訂11
-
価格:2,849円(本体2,590円+税)
【2024年09月発売】
[BOOKデータベースより]
今、太平洋の隣人たちに何が起こっているか!フィールドワークで探る太平洋の島々における“文明誕生のドラマ”。
まえがき―知の大洋へ!
[日販商品データベースより]序章 知の大洋へ、大洋の知へ!
第1章 文明移植と知的変換の装置―ニューギニア高地における「祝福の神学」
第2章 カリスマの独占と継承―ソロモン諸島における知と権力のキリスト教化
第3章 法に生きる女性たち―パプアニューギニアにおける法の権力作用
第4章 地図と権力―マーシャル諸島ローラ島の地図作製をめぐる権力作用の一考察
第5章 キリバス離島村落社会における集団性の生成―人類学的認知論を射程に入れて
近代西洋世界が17世紀後半に始まった「科学革命」という知的ビックバンにより、引き金を弾かれた知的進化のプロセスの中に今もいるとすれば、太平洋の島々は19世紀初頭に始まった「文字革命」という知的ビックバンの衝撃によって、生じた巨大な知的運動を経験しつつあると言える。
そして太平洋における「文字革命」は未だ200年にすぎず、その知的可能性を汲み尽くしたどころではなく、様々な知的エレメントを発現させながらそのエネルギーはますます増大しつつあるのである。
本書はそうした、太平洋における「文字革命」下の知的爆発によって顕現しつつある様々なエレメント、様々な運動のベクトルを万華鏡的に展開したものである。読者は、文字誕生、すなわち、文明誕生直後の様々な文明に起こった原初の姿を発見することができるだろう。本書は「人間の知」とは何かという根源的な問題に対する思考の素材、しかも生き生きとした素材を提供することを、その目的とする。(「序章」より)