[BOOKデータベースより]
「N」と出会う時、悲劇は起こる―。大学一年生の秋、杉下希美は運命的な出会いをする。台風による床上浸水がきっかけで、同じアパートの安藤望・西崎真人と親しくなったのだ。努力家の安藤と、小説家志望の西崎。それぞれにトラウマと屈折があり、夢を抱く三人は、やがてある計画に手を染めた。すべては「N」のために―。タワーマンションで起きた悲劇的な殺人事件。そして、その真実をモノローグ形式で抒情的に解き明かす、著者渾身の連作長編。『告白』『少女』『贖罪』に続く、新たなるステージ。
[日販商品データベースより]「N」と出会う時、悲劇は起こる。杉下希美、安藤望、西崎真人。夢を抱く3人は、ある計画に手を染め…。タワーマンションで起きた殺人事件。その真実をモノローグ形式で解き明かす連作長編。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- C線上のアリア
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2025年02月発売】
- カケラ
-
価格:726円(本体660円+税)
【2023年01月発売】
- 図書館に火をつけたら
-
価格:840円(本体764円+税)
【2025年02月発売】

ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
Katsuei
-
誰かのためにと行った行為が犯罪へと導く
「Nはきっと誰かのイニシャルに違いない」そう思い読み始めたが、やはりその通りであったか……
いや、Nがイニシャルの人物が次から次へと登場するではないか。そう思えばNは自然数だったな。
NのつくN人が皆、あるNのためにと行動し、皆が集結する時その犯罪は発生した。
「愛とは惜しみなく奪う物」読み終えて、そんな言葉が頭に浮かんだ。
-
へるしー
-
賛否両論?
賛否両論みたいだけど、私は面白かった。それぞれのNに対する愛がゆがんだものでありはしたが。気難しい作家なのかと思いきや、サイン会で見た時、湊さんが物凄く腰の低く、気配りをされる方だったのには「この人がホントに告白や贖罪を書いたのか」と正直驚いた。
彼らは「N」のことを思った。ただそれだけだった。そして、殺人事件は起きた。『告白』の湊かなえが放つ衝撃の最新作!!