「女ことば」は女が使うのかしら？

ことばにみる性差の様相
未発選書　第１６巻

ひつじ書房
任利　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2009年12月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784894764750

内容情報

[BOOKデータベースより]

序章　日本語と性差
第２章　“女性性・男性性”理論
第３章　日本語文の構造と性差の出現位置
第４章　“女性性・男性性”のステレオタイプの形成
第５章　『社会百面相』における文末表現形式の性差―“女性性・男性性”の表出と言語形式の選択
第６章　「かしら」は「女性語」かしら？―“女性性・男性性”理論のケーススタディー（１）
第７章　雨が降るかしら？／雨が降るかな？―“女性性・男性性”理論のケーススタディー（２）
終章　日本語と性差研究の新展開を求めて

[日販商品データベースより]

「女ことば」「男ことば」といった二項対立的な視点を相対化させ、「女性性・男性性」という理論的枠組みを日本語の歴史的研究に導入し、女性と男性の言葉遣いの違い・特徴を記述し、その原因を解明する。