吾妻鏡 ７

現代語訳
頼家と実朝　

吉川弘文館
五味文彦　本郷和人　

• 価格: 3,520円（本体3,200円＋税）
• 発行年月: 2009年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784642027144

内容情報

[BOOKデータベースより]

頼家が将軍となるが、病気を契機に実権を奪われる。これに不満を抱く比企能員は北条時政に討たれ、頼家は出家、程なく修善寺で没する。かわって実朝が将軍になるが、今度は平賀朝雅将軍擁立計画が露見、これに関与した時政は出家し伊豆に隠居。時政の子義時が幕政を主導、和田義盛との合戦に勝ち、義盛の保持した侍所別当の地位を手中にした。

吾妻鏡　第十七（建仁元年（一二〇一）；建仁二年（一二〇二）；建仁三年（一二〇三））
吾妻鏡　第十八（元久元年（一二〇四）；元久二年（一二〇五）；建永元年（一二〇六）；承元元年（一二〇七））
吾妻鏡　第十九（承元二年（一二〇八）；承元三年（一二〇九）；承元四年（一二一〇）；建暦元年（一二一一））
吾妻鏡　第二十（建暦二年（一二一二））
吾妻鏡　第二十一（建保元年（一二一三））

[日販商品データベースより]

鎌倉時代の最も基本的な歴史書、その難解な原文を現代語訳化した第７弾。兄・頼家の失脚と死、弟・実朝の将軍就任、畠山重忠、和田義盛ら有力御家人の滅亡…。北条氏、幕府の実権を握る。〈受賞情報〉毎日出版文化賞企画（第７０回）