- 天空の荒鷲
-
風船爆弾部隊米本土襲撃
Joy novels simulation
- 価格
- 943円(本体857円+税)
- 発行年月
- 2009年10月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784408605777
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[BOOKデータベースより]
眼下に広がるアメリカの広大な景観が、池田の理性をすっかり奪っていた。とても落ち着いてなどいられない。「このぶんじゃ、着地するのは日暮れ前だな」困ったことだった。今の高度であれば発見されにくいが、半分ほどまで降りたときには、地上からでも肉眼で見えるようになるだろう。敵戦闘機への対策として、軽機関銃くらいはゴンドラに装備しておくべきだった。が、レーダー波を反射しやすいとの理由で、有人気球は無防備同然での出撃である。案の定、東の空の下方で光るものがあった。陽光に輝く敵影だ。おそらく、気球を発見してでの飛行ではなく、定期的な巡回かと思われる。速度を上げて迫ってくる気配は、今のところない。
[日販商品データベースより]太平洋戦争末期、日本はアメリカ本土を攻撃するため、気球による新たな有人兵器を開発。日本兵を乗せた気球が米西海岸を襲う。彼らが狙うは、ロスアラモス。奇想天外な作戦に勝機はあるのか…。書き下ろし架空戦記。