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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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せみまる
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集大成的怪作
著者の後書きによれば、本書は『ハイペリオン』にインスパイアされて書き出されたようですが、終盤に向けての展開はワイドスクリーン・バロックを感じさせるものになっています。
で、気をつけて欲しいのは、物語としてはぶっ壊れていること。ストーリーは途中からどうでもよくなっちゃったんじゃないかと思わせる壊れっぷりです。では愚作なのかと言えばそんなことはない。わけがわからないのにおもしろいSFとしか言いようがないです。
また、従来からの著者の作品のエッセンスが注ぎ込まれた作品という印象を受けました。反復者と人類の対立は「神獣聖戦」シリーズを、時空を超えた人間のあり方については『最後の敵』を思い出させます。現時点での著者の集大成として位置づけられる怪作です。
[BOOKデータベースより]
内戦に揺れる東アフリカの国家サマリスの国連領事、伊綾剛に突然与えられたのは「アルチュール・ランボー捕獲のためイリュミナシオンへ向かった『反復者』を追って、『非情の河』を下れ」という任務だった!人類の理解を超越した侵略者との戦いを、ランボーの詩に乗せて華麗に奏でる、幻想ハードSF。
[日販商品データベースより]内戦に揺れる東アフリカの国家サマリスの国連領事・伊綾剛に与えられたのは、「反復者を追って、非情の河を下れ」という任務だった。ランボーの詩に乗せて奏でられる華麗なる幻想ハードSF。