- ジハードの町タルスース
-
イスラーム世界とキリスト教世界の狭間
世界史の鏡 都市 3
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2009年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784887085084
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[BOOKデータベースより]
ジハードとはイスラーム教の拡大とその防衛のための戦い。8世紀末、キリスト教世界の最前線ビザンツ帝国との境界の小さな町タルスースは、町ごと、ジハード(聖戦)の前線基地となった。自発的に集まった戦士たちであふれる町。人々は、どこから来て、何を考え、どんな生活をしていたのだろう?イスラーム過激派テロが続発する今、“聖戦”の本来の意味を問いながら、この稀有な町の歴史を紐解いてみよう。
第1章 境界域の都市タルスース小史(イスラーム都市タルスースの建設;ビザンツ境界域の中心都市への発展;カリフ政権の衰退とタルスース)
[日販商品データベースより]第2章 タルスースの都市社会(タルスースの都市社会;タルスースの住民;タルスース社会の特徴)
第3章 歴史におけるビザンツ境界域(「ルームとのスグール」の範囲と構造;スグールの成立と発展;アッバース朝政権とすぐール再建事業;ムスリム勢力の交代とスグール)
第4章 タルスースの歴史が語るもの(「辺境」や「境界」を巡る諸問題;「辺境」都市タルスース)
“ジハードのための前線基地”であった町・タルスース。イスラームとテロリストを混同せざるを得ないような事件が頻出する今、イスラームの“聖戦”の本来の意味を問いながら、この稀有な町の歴史をひもとく。