- 夏への扉 新訳版
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The door into summer.
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2009年08月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784152090591
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:5)
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HonyaClub.comアンケート
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「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
もし無人島に1冊だけ本を持っていくとしたら、と問われたら、私ならこれを間違いなく選ぶと思います。ストーリーはSF物。とはいっても、その真髄はロマンティックな展開にあります。主人公は親友に会社を追い出され、おまけに恋人まで奪われた上に冷凍睡眠の中に入れられます。そして、数十年後に目が覚め、恋人奪回へと動き出します。タイムマシンが出てくるなど、展開はちょっと複雑です。だから読み込む楽しみがありますし、張られている伏線を見つける喜びもあります。主人公が友人にダマされるあたりはこちらも悔しさを覚えますが、何とか恋人を奪回する場面ではとてもスカッとします。何よりも、ずっと相手のことを信じて行動し続けることの大切さに、自分ももっと頑張らないとと励ましてくれる一冊でもあります。この小説なら、無人島での寂しさを紛らわしてくれるだけでなく、そこで生き抜く心の頼りにもなってくれると思うんです。とても面白い小説ですから、ぜひ読んでみてください。
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HonyaClub.comアンケート
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「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
舞台は冷凍睡眠が確立された世界。主人公は三十年後の未来で目を覚ます……。次々と発明される掃除ロボットや秘密裏に進められるタイムトラベル。後半からは一息に主人公の快進撃が繰り広げられて―。誰もいない島で、「たくさんの物に囲まれ、人に裏切られたり、親切にされたりする本」を読む。きっと新しい発見があるはず……。(スピカ/女性/10代)
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Issoku
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3.11後のこの冬にこそ
夏を求めて、けなげに扉を探し続けるピートは、永遠の相棒。3.11後のこの冬にこそ、心に染み入る
ものがあります。いずれも粉雪に見紛う放射線の季節につながる扉であっても、なお、夏への扉を求め
続けることをピートに教えられます。
[BOOKデータベースより]
ぼくが飼っている猫のピートは、冬になるときまって夏への扉を探しはじめる。家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているのだ。そしてこのぼくもまた、ピートと同じように“夏への扉”を探していた―『アルジャーノンに花束を』の小尾芙佐による新しい翻訳で贈る、永遠の青春小説。
[日販商品データベースより]ぼくが飼っている猫のピートは、冬になると決まって夏の世界に繋がるドアを探し始める…。巨匠ハインラインが描く、希望に満ちた未来予想図。ジャンルを越えて数多の人々の心をとらえてきた名作を30年ぶりに新訳。